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2007年11月 9日

いとぢゅん

[ カテゴリ: Life ]

いとぢゅんが逝去してから10日ほど経ちました。葬儀・告別式も終わったので、そろそろなにか書いてみます。

訃報を受けたのは30日の22時前。それから半日もしない間にこの悪いニュースは世界中を駆けめぐったのは、まあみなさんご存じの通りです。

なんかね、こういうと語弊があるかもしれないけど、実はあまり悲しいという感じではないんだな。訃報を受けた瞬間は唖然としたんだけど、その後はなんていうかな… 例えば、次の研究会なんかできっと会えるよみたいな、まあ要するに未だに実感がないという感じと、その一方で、ああ、いとぢゅんていうハッカーが居たよねー、みたいな懐かしさとが混ざった、とても不思議な感覚。なんだろうね、これ。

世の中ではいろいろと云われているけど、やはり2001年以降は彼にとってつらかったんだと思います。たまに一緒にご飯食べに行ったりもしたけれど、やはり何かに追い詰められたままだったんだろうなと。鬱って病状によっても違うけど、一般的には完治するまでに相当長い時間を要するものみたいだいだから、少しでも早く治ればいいのになとずっと思ってた。

それでも彼にはハックがあったから、救われてた部分もあったのかもしれない。だれかがどこかで、「ひとは一生に働ける最大量が決まってて、彼はもうそれだけ働いたんだよ」って云ってたけど、それはまさにその通りだと思う。本当に誰よりも太く、そして、あまりに短い人生だと。

最初に書いたとおり、実はあまり悲しい感じではないというか、よくわからないんだけど、でも、携帯のアドレス帳で彼のエントリをみると、ああこの番号にかけることはもうないんだな、って思う。

いとぢゅん、本当にお疲れさまでした。どこかでまだまだハックしてるような気もするけど、ちょっとはゆっくり休んでよね。

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