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2005年10月28日
酒道入門
北陸の、とある怪しい大学の近くに菊姫という日本酒の蔵元があります。 酒屋でもなかなか手に入らない(ほんとか?)らしく、 まあそれでもちょっとした居酒屋なんかではふつうに置いてるようなものです。 かの有名な「美味しんぼ」でもアル添酒であることを批判するという形で取り上げられ、 新聞広告でどんぱちやったということで記憶にある人もいるかもしれません。
さてそんな菊姫、無濾過でお世話になっておきながらいままで知らなかったんですが、 毎年、東京と大阪で「酒道入門」というイベントをやっているそうです。 イベントの内容は…なぞ。入場料2,000円、いろいろ唎酒もできるらしい。 しかも、菊姫のなかでも滅多にお目にすらかかれない菊理媛も味見できるらしい。 でも、それ以外にはどんなイベントなのかよくわからないんですな。 というわけで、とりあえず休暇をとっていってきました。
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イベントは午前11時から。お昼時ということもあるので、お昼ご飯とかでちゃうかも? というみやっちの言葉を微妙に信じつつ、9時半におうちをでる…予定でした。 が、実はその前日(というか当日の早朝)、夜更かしをしたのでさっぱり起きられず、 仕方がないので車でばしっと。 会場のホテルに着くと、案内が。ふむふむ。
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会場である2階にあがると、受付が。この菊姫のロゴを見ただけでわくわくしますな。 2,000円払ってパンフレットと菊理媛のチケットをもらう。 ちなみにこのあとで人の立ち話を聞いててわかったんだけど、 東京会場で菊理媛を飲みまくって宴会したやつらがいるらしい。 で、そのおかげでこういう制限が付いたんだって。もう、あほかと。 なんでこういうばっかなことするやつがいるんだろうなあ。
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さて、会場はこんな感じ。ううむ、さっぱりお昼ご飯なんてでそうにない。 まあたった2,000円で菊理媛まで試飲できるんだから、そもそも無理なんだけど。 で、左手からぐるっと「工程説明」、「原料米」、「熟成」、 「温度と味」、「唎酒マッチング」という特設ブースがあり、 そのほかはひたすら製品の唎酒ゾーン! もう、よだれものです。
ちなみに余談ですが、この部屋、すなわち鳳凰ですが、 この翌日の29日に某結婚披露宴がおこなわれる予定になっていたのでした。 当の本人は、まさか前日にここでこんなイベントがおこなわれていたなんて、 夢にも思うまい。
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で、特設ブースのようす。
最初が原料米で、コシヒカリとの比較です。 山田錦のほうが若干平べったい感じ? ブースではこのふたつを炊飯して、一口ずつ試食することもできました。 山田錦のほうがぱらぱらしてるような感じもしたけど、 空気が乾燥していてみるみるうちに乾いていったので、 真相は定かではありません。
この米を、たとえば大吟醸の場合は50%まで磨くわけですね。 実際、いくつかの精米歩合のサンプルが展示してありましたが、 実際に見てみるとすごいですねえ。
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次は熟成ブース。 同じ銘柄を熟成年を変えて飲み比べることができました。 ほんの数年でも味がとっても複雑になるのでおもしろいです。
写真は大吟醸の色を比較する展示。 菊姫はほとんど漂白してないのでほんのり黄金色で、 熟成が深くなるに連れて色が濃くなるのがわかります。
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最後は温度によるちがい。 ここは当然BY大吟醸でトライ。 手前から雪冷え(5℃)、室温、ぬる燗(40℃)だったと思います。 燗は苦手だったんですが、いいお酒だとぜんぜんいやな感じがしない! 今まではいまいちなお酒の燗しか飲んでなかったんだと気づきました。
ちなみに、この3つのなかでは常温がいちばん雑味がある感じでおいしくない。 で、燗にすると冷と違う味が出てくるんだろうなと思ってたんだけど、 そんなこともなかったのです。これもまた、新しい発見。
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というわけで、いよいよ菊理媛! というか、実は真っ先にここにきました。 酔っぱらう前にとりあえず菊理媛かな、ということで。
実は松任(だったと思う)の酒屋さんで、 たった一度お目にかかったっきり。 それが5本も! 写真では菊理媛の文字がちゃんと写ってませんが、 これ全部、菊理媛です。ほら、醸造年度もちゃんと平成六年でしょ?
で、30mlの試飲です。写真向こう側にうつってるプラスチックのカップに、 半分くらい。一升で約50,000円なので、30mlだと830円くらい。 いやあ、思わず計算しちゃいますね。 これだけで入場料の半分近くになっちゃう… 味はというと、説明が難しいけど、二重になってる感じ? 香り豊かで口に含むととてもまろやかなんだけど、 後味は透明な辛口。んー、説明できない。 これを飲むのはまた来年かなあ。
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菊理媛の試飲もしたので、あとはひたすら… 上記の温度違い飲み比べとか熟成年違い飲み比べも、 実は菊理媛の後でした。
ところで、 今回よかったなあと思ったのは、 「原酒」が思いのほかおいしかったこと。 これ、安いので気軽に飲むお酒としていいかも、という感じです。
酒道入門、また来年もいけるといいなあ。

















