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2005年7月30日

亡国のイージス IMDb

[ カテゴリ: Movie ]

たとえば、最近よくニュースで聞くようになった少年犯罪。 親や友人、あるいは路上で生活してる人を殺すなんてニュース、 TVでみるたびに「昔はあまり聞かなかったよなあ」なんて思う。 こんなことが頻繁に起こる世の中は、 やっぱり平和に対する感覚が麻痺してるんだろうね。

というわけで、またもや公開初日のレイトショウです。

防大生の論文は若さだけで突っ走ってあまりに短絡すぎるけど、 上でも書いたとおり、やっぱり平和に対する感覚は鈍ってるんだと思う。 今年は戦後60年。 戦争は悪だと云いつつ、その悲惨さの伝承はどんどん薄れている気がする。 大人ですら「ひめゆりの話は退屈だった」なんて文章を入試の問題に出しちゃうくらいだから、 今の時代に生まれた子供には、遙か昔のおとぎ話のように感じられてるのかもしれない。 そして、繰り返される戦争、そこから得られる教訓。 まるで、病に蝕まれて初めて健康の大切さに気がつくかのように、 人間は戦争をしなければ平和の意味を理解できないのか?

ところで、どこぞの新聞でこれを「武装を推進する映画」と表してましたが、 どこまでひねくれた解釈をするとこうなるんでしょうねえ。 確かに自衛隊の抱える専守防衛の矛盾にも触れてるけど、 日本人の、あるいは人間の愚かな面をえぐった映画だと思うんだけどな。

とまあ、いろいろ思うことはあるんですが、 なにも考えなくても純粋に楽しめる映画ではあると思います。 2時間ちょうどくらいなので、無理矢理詰め込んだりした部分も感じられて、 おそらく原作読まないと全貌はわからないんだろうなあとは感じましたが (で、原作買った…思うつぼ?)、 やはりこれだけのキャスティングと自衛隊全面協力で撮影すると、 それなりのものができるんだなあと。

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