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2005年4月 8日

救急医療とインターネット

[ カテゴリ: Technology ]

奈良先端科学技術大学院大学と生駒市消防局が、 救急車からの情報を救急救命センタへ配送するシステムを共同開発することが発表されました。 まあ、これのシステム開発の一部に携わっているわけですが。

実はこれ、いろいろな政治的理由があって、 いわゆる救急救命センタの先生方からはあまりヒアリングしてなかったりしました。 結局、見栄えがするのは動画像でしょうということで、 最初に持ってこられた内容が「現場と車両から動画を送りたい!」だったのです。 だけど、生駒なんて田舎で車載ルータからインターネットに接続なんて、 ほとんどPHSくらいしかないわけで、動画像配信なんて絶望的なわけで、 こんな状態で28kbpsの映像を見せてがっかりされてもやっぱり困るわけで。

ところが今日、記者発表の当日だというのに、 それが終わったあとで救急救命センタの先生方とお会いすることになったのです。

こちらは医療のど素人ですが、 先生方もまた動画像やインターネットの専門家ではありません。 でも、やろうとしていることの可能性を感じていただくことができたようです。 現状である技術の限界、そのなかでできることとできないこと、 将来的な技術の進歩に関する展望。 いろいろ聞いていただき、 救急医療現場で何が必要とされているかについて話してくださいました。

こういう経験をするたびに、 インターネットも社会的なインフラになったなあ、と思うとともに、 領域を超えたコラボレーションの面白さと難しさを感じるのです。 とりあえず、現場の先生方と話せてよかった。 だいぶがんばる元気がでました。

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